ごあいさつ
平素より会員の皆様には、協会活動にご支援・ご協力をいただきまして心より感謝申し上げます。
当協会は、本年設立35周年という大きな節目を迎えることができました。これも日頃から会員の皆様方が協会運営に対して多大なご支援ご協力をいただいたお陰であると感謝いたします。
昨今の燃料費・原材料費の値上がり、人件費引き上げ等により、給食業界において厳しい状況の中ですが、本年は、診療報酬・介護報酬等の6年に1度の同時改定の年です。昨年来、医療関連4団体、介護関連2団体と共に、厚生労働省に報酬改定をお願いしてきた結果、6月の改定において食材に関しては医療で1食30円の値上げが決定しました。これからも物価の高騰、人件費のアップが続いてまいります。今後も政府の重点化交付金及び診療報酬改定に向けて厚生労働省にお願いしてまいりたいと考えております。
本年3月末での協会会員数は228社、会員の受託施設数については、病院・診療所で4,604か所、介護老人保健施設で2,039か所、特別養護老人ホーム等で7,832か所であり、受託施設数14,475施設、受託病床数約139万5千床までになっております。病院数の減少の中での会員各社の積極的な取り組みのおかげであると理解して感謝しております。
一方、当協会が担っている外国人技能実習制度の医療・福祉施設給食製造職種の試験実施も開始以来、3月末の累計で受検者は初級2,874名、専門級874名に上りました。適正な試験実施が行われていることに会員各社のご協力の賜物であり厚くお礼申しあげます。
今後とも会員の皆様のご協力のもと三役理事、事務局が協力しながら協会の運営を図って参りますので、引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 日本メディカル給食協会
会長 平井 英司
2024年5月